ダツ、屋久島ではダースと呼ばれ、英語ではニードルフィッシュ。

一部の方は好まない人もいますが、屋久島ではスーパーでも
販売されており、わりとメジャーな魚なんです。

ま~なんで好まれないかというと、細い魚なので脂肪分が
少ないのでタイやカツオといった脂のりのりといった味ではないんですね。

でもね~、当方は宿泊業。
観光客の方は、タイやカツオといったどこでも食べられる魚でなく
屋久島らしい魚、ちょっと変わった魚を出してみたいじゃないですか。
本州、九州から輸送されてきたものでなく、地産地消ですよ。

ということで、本日はダツオンリーの釣りに出発です。

さて、ダツ釣りは簡単。なんせ表層にいるので、ウキをつけてウキ下を
極端に短く、そして違和感があるとエサを吐きだすので、ハリがしっかり
かかるまでそ~っとしておくことが大事なんです。

~~ 中略 ~~

キビナゴつけて、ゆっくり表層を流します・・・ リールの糸はフリーにして
あるので、エサを咥えてダツが逃げると手に感触が伝わるんです。

お~きとるきとる、もうちょっとしっかり食ってから・・・
よっしゃ~ ってな感じで引き寄せます。

で、ここでダツ釣りのもう一点注意事項は手早く強引に引き寄せることです。
なんせ、歯がするどいので暴れさせると、すぐに糸が切られてしまうんです。頭

を振らせないよう強引に引き寄せ、ほいっと完了。

70cm~1m程のを計5匹

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刺身にも利用しますが、ちょっと手間をかけた煮魚が結構評判なんです。
味付け、調理方法は秘伝、マル秘です。

ということで、会席ご注文の方はお楽しみに。