って、魚だったらいいんですが、今回は果樹園での話。

今の時期は、先にも書いたのですがテッポウムシや病害虫の退治
以外に、防風林の剪定という仕事もあります。

この防風林ですが、当然剪定は必要です。
そのまま放置すると、蔓がからまったり、上ばかり延びて下がスカスカで
防風の役目を果たさなかったりするばかりか、果樹への日当たりにも
影響します。

で、まずは防風林の上部を剪定。
これは果樹より若干低めに剪定します。 そうすると防風林は横に伸びて
間が密になってくるんです。
あとは枯れ枝の処理や横に飛び出している枝の処理等々。

で、今日もそんな処理をしていると、耳元で

ぶ~ん

やべっ蜂だ! 顔にもパシって当たったので急いで退避です。

で、落ち着いた頃にゆっくりゆっくり近づいて巣の場所を確認すると

ん?

スズメバチ じゃん。。。。。

P1140350

アシナガバチは刺されると痛いのですが、ま~これは我慢できる。

しかし、スズメバチは命に関わる、ちょ~危険な蜂で、これと比べると
アシナガバチなんて、へって感じぐらいです。

殺虫剤を持って、まずは巣の周囲に大量に散布、じょじょに近づいて
巣に集中的に散布を繰り返しますが、さすがスズメバチ、なかなか
巣に近づけません。

繰り返しヒット&アウェイを繰り返し、巣に近づく(といっても2mぐらい)
事ができるようになると、続いて1mぐらいの細いパイプを殺虫剤に
つなげて、巣の中に直接噴霧です。

・・・ 30分 様子見 ・・・・

ようやく動くものがなくなったので、長い剪定鋏で枝ごとチョッキン。

アシナガバチだったら鼻歌を歌いながら、3分程度で処理できるのですが
さすがに今回はちょっとビビり気味。
実際、この後に見つけたアシナガバチの巣は2分もかからず終了です。

P1140349

ま~巣の形状がアシナガバチは巣の外に親蜂がたかっているのですが
スズメバチは、この円形の中に親蜂が入っているから退治しにくいん
でしょうね。

で、比べてみると

P1140353

アシナガバチは5cmぐらい(左)に対し、スズメバチは20cm以上も
あります。
しかし、軽い。
ソフトボールとハンドボールの中間ぐらいの大きさですが、小指で持てる
ぐらいで、100gないんじゃない?って感じです。

********* ↓ ちょいグロイ画像です **********

P1140354

蜂の子も一杯です。

そうそう、アシナガバチ へって書きましたが、刺されると痛いですよ。
気分も悪くなるし、刺された場所は腫れあがります。

ただ、我慢ができるという意味で、決してにぶいとか痛みを感じないと
いうわけではありません。