屋久島のオフシーズンは冬、この時期になると色々なところで
看板の掛け替えとか、改装等が始まります。

で、当館の今年の一番メインは・・・・ 壁塗りです。
建築から7年ほどしか経っていないのですが、台風の多い屋久島では
壁も早く痛みます。

建築当初は艶のある黒色だったのが、今では ↓
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ってな感じで、色が落ち、ところどころひび割れみたいにもなっています。
こりゃやばいって思い、この冬の大仕事となりました。

とはいっても、じゃペンキを塗って終わりではありません。

まずは、高圧洗浄機で壁の汚れを落とします。 洩れがないように
丁寧に洗浄機をかけます。

続いて、タオルで汚れをこすり落とします。 もちろん手作業です。
「力」もいります。 時間もかかります。

で、まだまだですよ~。 続いてもう一回汚れ落としで洗浄機をかけます。
これでようやく前段階の終了。 ここまでのべ日数3日ほど。 もちろん
天候の良い日しかできませんので、実際の期間はもっとかかっています。

続いて、きちんと下地を乾燥させるため、2日晴れが続く日の2日目に
ようやくペンキ塗りです。
丁寧に、窓枠や桟につかないよう、また塗り残しがないよう塗ります。

家は四角形ですから4面あるんですが、1面を塗るのに1日かかります。
もちろん一人で塗るし、業者のようにローラーでばっ~と塗れないので
時間もかかります。

ま~そんなこんなで3面終了し、ようやく最後の1面、駐車場側の面です。
一番日光や風が当たり痛みも激しいのですが、最後になった理由は 
          ↓
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塗る位置が非常に高い! 梯子を2本かけ、長い方は壁とロープで固定し
動かないようにして、その状態で梯子に登り、(もちろん刷毛とバケツを持って)
ゆらさないようゆっくり (それでも丁寧に) 塗り・・ ようやく・・ ようやく・・・ 終了。

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鮮やかな、そして当館のイメージカラーのブルーに変身です。

で、この後、2度塗りが待ってます。 終わらない・・・・・。


でもね~、業者に依頼すると50万~100万。 今回は自分の労務費を
除くと、ペンキ代 17,000x2、刷毛400x2、梯子10,000
合計 ¥45,000弱。 
ペンキもいいものを自分で選択できるので、納得です。