当農園には、グレープフルーツの樹が2本あるんですが
今回、一本切ってしまいました。

なぜかって?
理由は簡単。 売れないんですよ。
グレープフルーツはスーパーで外国産が安く売られていて
それは長い輸送期間中に追熟もされているので、すぐに
食べることができます。

ただ、国産の場合は、収穫後に1~2ヶ月程度は追熟保存
をしなくてはすっぱくて食べることができません。
ということで売れない、売りにくいので、一本は切って
接木用としました。

で、接ぐ品種は、フィンガーライムです。
フィンガーライムはご存じですか? ま、名前の通り
指の形をしたライムなんですが、レモンやライムは絞って
しまうと、当然のことながら揚げ物等は湿気ってしまいます。

このフィンガーライムは、キャビア?のような小さい粒々
になっていて、料理にのせても湿気らない、色も綺麗で
今流行り?の映えるんです。

で、先々月の接いだところ

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きちんと接木ができて、大きく新芽が展開しました。
ここまで新芽が成長すれば一安心。 あとは小まめな選定を
して樹形を整えることと、葉が小さく虫のえさになりやすい
ので害虫退治をすることぐらいでしょうか。

なお、もう一本のグレープフルーツも生育は順調です。
こちらはゴルフボールぐらいの大きさに実も育ってきました。

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